保護者様からの喜びの声をご紹介いたします。

2009年からレッスンさせていただいているダウン症のNちゃんのお母様に、レッスンを受けられた後のNちゃんとご自身の変化についてインタビューしました。

お子様が、レッスンを受ける前にお母様の悩みはありましたか?

数字が分からない。読めるけど1個、2個…という数の数え方や概念が分からない。どのように勉強を教えたらいいか悩んでいました。

当教室を知ったきっかけを教えてください。

色々な人に子どもへの勉強の教え方について悩みを打ち明けていたところ、キッズクラブ(障害者支援のグループ活動をするところ)のメンバーに紹介を受けました。

レッスンを受けさせようと思った動機は何ですか?

当時は自分で教えることが大変だったので、お願い出来る人が見つかったことが嬉しかったからです。

レッスンを受け始めてから、お母様や家族の変化はありましたか?

随分変わりました。まずは私自身の気持ちが楽になり穏やかな毎日を過ごせるようになりました。また、ハッキリ覚えているのは娘が中一になって初めて漢字検定を受けたとき担任の先生に「落ちるから受けなくてもいい」と言われたのに受かった時の嬉しさ。娘に対する見方が大きく変わった出来事でした。それまでは周りのダウン症のお子さんよりも発達が遅いと思っていたけれど、この子は自分のやるべきことをしっかりやれる子なんだ、と分かったことです。それからは子供の意思を尊重するようになりました。

レッスンを受けてお子さんの変化はありましたか?

これまでは何も出来ない子だと私自身が思い込んでいましたが、目に見えて出来ることが増えていきました。

レッスンを受けてお母様ご自身で「気づいた」ことはありますか?

園田先生に、任せた方がうまくいくということに気がつきました。

レッスンを受けてお母様が「楽」になったことはありますか?

気持ちが楽になりました。勉強だけでなく全てを見てもらっていたのでとても楽になりました。例えば公衆浴場でのマナーなど、学校でも習うけれど旅先などで実際使えるようになったのは指導してもらったおかげと思っています。学習面では出来ることが増えると一緒に喜べるし、出来る加減がすごいので今でもいい気持ちにさせてもらっています。娘が高校生の時の参観日では優等生の親になった気分を味わわせてもらいました。

レッスンで困ったり、ハプニングがあったことのエピソード、または気をつけてもらいたいことはありますか?

特にありません。しいて言えることと言えば娘が授業の前日から勉強の準備を始め、食卓に鉛筆を並べるので夕食の邪魔になることです。

これからのお子さんの人生において彼女がどのような生き方をして欲しいですか?

今の作業所でなるべく長く楽しく働いて生活をしてほしい。将来自立に向けてグループホームから作業所に通うことになると思います。そうなっても勉強はこのまま続けて欲しいです。たかちゃんと一緒に時間を過ごすことで娘は成長し続けると思います。いつか成長が止まる時がくるかもしれないけれど、娘にとって園田先生と過ごす時間は大事だと思っているのでこのままずっと見守ってほしいです。